質問で◯◯って何が良いの?に対して回答のほとんどが『場合による』

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こんにちは、札幌パーソナルジムMORE大通・バスセンターエリアです。

安心感は時に短絡的な思考を促す

◯◯って何が良いですか?この質問は私も使ってしまいがちです。

この質問をする時の多くは、その分野に対しての知識が乏しく、『誰かに断言して欲しい!』という感情ではないでしょうか?

『これが良いですよ!』『絶対これです!』なんて言われたら、心のどこかでホッとする自分がいるでしょう。
不安が一気に解消された気分となり、どこか早く落ち着きたい自分もいるはずです。

SNSでの『◯◯は必須!』『◯◯は危険だからやるな!』のようなキャッチコピーを使用した題名を見ると、中々強気なタイトルだなと思わずポチッと閲覧してしまいがちです。

おそらく、それがSNS上での戦略的作戦でもあるのでしょう。私はこの戦略にまんまとハマってしまったようです。

ビジネス的観点で言えば上手い方法だなと関心出来る反面、最近だとあまりにも情報が溢れてしまい、視聴者の思考を停止させてしまう短絡的思考を誘発する一面があるので、オススメは出来ないですね。

そして、その投稿について色々調べてみると『信頼できる人達』は断言していないんですよね。

視聴者からすると、『え〜これと言った結論ないのかよ〜』『教えてよ〜』となるのが普通かと思います。

トレーナーであれば誰しも聞かれた質問かと思いますが『何食べたら良いですか?』の質問ってとても難しくありませんか?

私はすごく考えますし、質問はシンプルなんだけど回答は難しいな〜と毎度感じています。
その人の生活リズムが常に一定であれば良いですが、そうではないですよね。
少なく見積もってもこれくらい考えることは出てきます。

・仕事と休日のサイクル
・睡眠時間(起床・就寝)
・好き嫌い、アレルギー
・運動頻度
・食事回数
・薬の服用
・既往・原病

人間の生活はほとんどの日が不規則な訳で、急な友人とのご飯や職場の飲み会等、イレギュラーの連発です。
そして私も含め、人間にはありとあらゆる欲があるので我慢にも限界があるのです。

自分の職業に当てはめて考えてみる

今みたいに自分の専門分野に当てはめてみると、理解がしやすいと思います。

例えば、アスリートやクライアントから「3セットx10レップと3セット✕5レップ、どちらがいいですか?」と聞かれても、「場合による」としか答えようがありません。

「試合前のテーパリングは2週間くらい前から徐々に練習・トレーニング負荷を減らせばいいんですよね?」と聞かれても、「原則としてはそれで正しいけど、実際のところは場合による」としか答えようがありません。

ほとんどが『場合による』という回答なんです。

実際のところ、質問に対しての答えはクライアントや選手の現状の状態、環境的条件、金銭的制限、時間的拘束等のあらゆる条件を加味した上で目的に対して答えを導くはずです。

それが結果的に『その人のベストな回答』に繋がるでしょう。

なので『◯◯はこうだ!』みたいに断言する人をみると胡散臭いなーと思ってしまいます。
スクワットなんか良い例で、『他のジムではこう言われたかもしれないけど、こっちの方が良いですよ』って、それはあなたの意見であってクライアントの意見や目的を聞いてないやーんって心の中で突っ込んでしまいます。

あの議論って本当になんなんでしょうね。専門家の自己表現のマウントの取り合いに何の意味があるのでしょう。
表現するのはクライアントや選手なんですよ。ってね。

では、消費者側はどうするべきか?

サービスを提供をする側としては、断言することが難しいというのが見解です。

あきらかにおかしかったり、完全に間違っていればご指摘すること場合もあるんですが….。

とはいえ、消費者の立場に戻ってみると、「いや〜、たしかに断言できないことを断言しないのは誠実な姿勢なのかもしれないけど、こっちはいろいろと決めないといけないんだから、どうすればいいのさ?」って思います。

おそらく、そういうときに消費者の立場としてできることは、大きくわけて2つあるでしょう。

1.専門家にお金を払って、状況に応じての自分の分析をしてもらう
2.ある程度の情報を集めた上で、最後は自分で判断する

1.専門家にお金を払って、状況に応じての自分の分析をしてもらう

場合による回答がほとんどなので、私の場合は質問の内容に精通した専門家の紹介をすることが出来ます。
そうすることで解決策を生み出すことも出来ます。

ただ、個人の状況や状態を判断してもらうための『対価』は払うことにはなります。
専門的な知識を提供してもらう身としては、当然の対価と認識しましょう。

基本的に『無料』というサービスに対する価値は、一般的に共通する知識の提供であることを認識したほうがいいでしょう。
価値あるサービスは『無料』には含まれません。

ですのでお金を払ってでも、この人に見てもらいたいという気持ちを持つ方が決断もブレることは少ないはずです。

2.ある程度の情報を集めた上で、最後は自分で判断する

つい最近、保険の契約をする機会がありました。

何回か話し合いの機会を設けて頂いて、契約させて頂きました。

というのも今の自分にあったプランは、先ほども言ったように今の現状と目的にあったプランを選びたかったからです。
そのため、実際にプランと料金を拝見させて頂いてから他社との比較をする時間を設けさせて頂きました。

情報も集めた中で最終的には、自分で判断しなければなりません。
契約日には、自分が欲しい部分と現状必要ない部分を述べ、ニーズにあった選択肢を提供して頂きました。

結果的に自分がリサーチした他社プランよりも充実し料金も抑えられたので大変満足です。
数日に分けて親身に対応して頂いた保険屋さんには感謝しています。

保険で悩んでいる方がいればご連絡ください。

まとめ

結局何が言いたいかと言うと、『場合による』という回答に対して、最後は自分で判断するしか無いと言うことです。

人によっては、『そんなあいまいな回答ならちょっとな〜』と感じる人もいるはずです。
大いに良いと思います。何度も言うように自分が判断して良いと思った人に対価を払う方が、納得がいくと思います。

お金を払って結果が出ないことほど無駄なことはありません。

気になるものは、是非対価を払ってでも専門的な情報を提供してもらうことをオススメします。


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