お腹の肉を落とすには腹筋が効果的?なぜ減らずに増えるばかりなのか

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よくお客様からお腹に関してこのようなご質問を頂きます。

『腹筋をすればお腹の脂肪はとれますか?』

気持ち的にはとれたように感じます

『胸の脂肪は残してお腹の脂肪だけとれますか?』

出来るのであればその願いを叶えてあげたいです


結論から話すと『落ちません…..』『とれません…..』
女性の皆様からすると、とても悲しいお知らせになってしまいますが、落ちないんです…..。
背中周りや足回りなど見た目の変化がある中、一番最後まで残るのが『お腹周り』です。

現実から目を背きたくなる気持ちは痛いほど分かりますが、これから話す内容を元にお腹周りを落としていきましょう!

目次

1.食事習慣を見直して体脂肪を減らす事

はい何度も目にしてきたであろう『食事』もうこれが全てです。
結局の所、脂肪を落とすには食事が一番です。
おそらくどのトレーナーに聞いても同じ回答だと思います!
もし、違うよ!他の方法がありますよ!という方がいれば是非教えて頂けると嬉しいです!
私も楽な方法があるならそちらに路線を変えたいものです笑

食事に関しては、以前にご紹介した記事をご覧ください。

腹筋が燃やす体脂肪の割合は少なく、腹筋をした時は『少し減った気がする!』『細くなった!』ような気がするかもしれませんが、
本当に体感だけにすぎません…..
それがこちらを元にお伝えしています。気になる方はこちらも読んでみてください!

詳しくはこちら➡︎皮下脂肪組織の脂肪分解の割合

2.腹筋の形は人によって決まっている(多少は筋トレでも補える可能性はある)

知らない方もいると思いますのでお伝えします。
人はそれぞれ腹筋の形と数が異なります!
もちろん女性も同様です!

綺麗な等間隔な腹筋や左右非対称の腹筋もあります。
多少は、鍛錬を続けて立体的に膨らむことで綺麗になることはあるかもしれませんが、
微々たるものなので自身の形を受け入れてトレーニングに励みましょう!

3.軽重量・高回数が最適なトレーニングとは言えない

腹筋は、軽重量で数十回・数百回と高回数で実施される事が多いです。
他の部位はそのようにトレーニングしないのに腹筋はひたすら軽重量の高回数でされる。
腹筋は特別な筋肉なのでしょうか?
その理由としてよく言われるのが、『腹筋は持久筋である』ということです。
腹筋の筋線維は遅筋線維がほとんどなので、高回数で刺激して、高頻度で行うと言うのです。

確かに、高回数のトレは遅筋線維を刺激できます。

一聴すると納得しそうになります。
しかし、この言いぶんの『腹筋の遅筋線維の割合』はどの程度なのか?
次の項目にまとめました。

4.腹筋も他部位と同じく、軽・中・高重量を扱い、漸進性の原則に従ったトレを行うべき

詳しくはこちら➡︎腹筋の筋活動結果

腹直筋(いわゆる6パック)、腹斜筋(外側)、腹横筋(最奥の腹筋)の筋線維の割合はだいたい同じで、
遅筋線維:55~58%
速筋線維(タイプⅡA)15~23%
速筋線維(タイプⅡB):21~28%
速筋線維(タイプⅡC):0~1%
と、遅筋線維と速筋線維は遅筋線維6割速筋線維4割で構成されています。(個人差はあります)
遅筋、速筋の割合が、言われるほど変わりはないのに
肥大しにくい遅筋線維にフォーカスしたトレが行われている。。。もったいない!!

速筋遅筋についてわからない方も多いと思いますので、
イラストを見ながら話していきます。
腹筋は速筋線維も4割含んでるので肥大しやすい速筋線維にも目をむけるべきです。
なので、速筋線維を刺激するために8~12回しか反復できない中重量
4~6回しか反復できない高重量も扱うと良いです!
なので、腹筋も他部位と同じように、トレーニング刺激に慣れさせないため、
筋発達の要因である『メカニカルテンション』『筋損傷』『代謝ストレス』を与えるためにも
軽重量、中重量、高重量と負荷設定の範囲を広げてトレーニングを行うのが良いでしょう!

そしてもう1つ他部位のトレと同じく、
筋発達に必要不可欠な漸進性(原理原則)に従って、
反復回数や使用重量を増すように取り組むのがベストです!

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